愛知県のゴミ処理広域化≪ゴミ処理場の集約化≫

愛知県のごみ処理広域化・ごみ処理施設集約化

愛知県では、国の「ごみ処理の広域化計画について」(平成9年厚生省生活衛生局通知)を受け、市町及び一部事務組合のごみ焼却施設から排出されるダイオキシン類の削減を主な目的として、1998年に、計画期間を10年とした「愛知県ごみ焼却処理広域化計画」を策定し、ごみ焼却施設の集約化を目指した。2009年には、同じく計画期間を10年とした「第2次愛知県ごみ焼却処理広域化計画を策定し、引き続きごみ焼却施設の集約化を進めてきたことにより、1998年度に46施設あったごみ焼却施設数は、2020年度に37施設まで集約化されました。

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名古屋ブロック

ブロック構成自治体
名古屋市、清須市、北名古屋市、あま市(旧甚目寺町)、豊山町

2026年度以降1施設を休止し、5施設の供用による処理体制を目指す。

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尾張西部ブロック・海部津島ブロック(海部地区環境事務組合)

ブロック構成自治体
一宮市、稲沢市

2031年度以降を目安に一宮市環境センターと稲沢市環境センターを統合し、1施設による処理体制を目指す。

ブロック構成自治体
【海部地区環境事務組合】
津島市、愛西市、弥富市、あま市(旧七宝町、旧美和町)、大治町、蟹江町、飛島村

施設耐用年数の30年を超える2031年度も、引続き1施設による処理体制を目指す。

尾張北部ブロック(尾張北部環境組合)・春日井ブロック

ブロック構成自治体
【第1小ブロック:尾張北部環境組合】
犬山市、江南市、大口町、扶桑町
【第2小ブロック:小牧岩倉衛生組合】
小牧市、岩倉市

2025年度に犬山市都市美化センターと江南丹羽環境管理組合環境美化センターを尾張北部環境組合ごみ処理施設に統合し、2施設による処理体制を目指す。

ブロック構成自治体
春日井市

2026年度に春日井市クリーンセンター3、4号炉の構造を変更し処理能力を増加させ、ブロック内の処理能力が充足した後に同1、2号炉を廃止し、1施設の処理体制を目指す。

尾張東部尾三ブロック・衣浦東部ブロック(刈谷知立環境組合)

ブロック構成自治体
【尾張東部衛生組合】
瀬戸市、尾張旭市、長久手市
【尾三衛生組合】
日進市、みよし市、東郷町

2033年度以降を目安に尾張東部衛生組合晴丘センターごみ焼却施設と尾三衛生組合東郷美化センターを統合し、1施設による処理体制を目指す。

ブロック構成自治体
安城市
【刈谷知立環境組合】
刈谷市、知立市
【衣浦衛生組合】
碧南市、高浜市

刈谷知立環境組合クリーンセンターは計画的な施設更新等を行い、安城市環境クリーンセンターと衣浦衛生組合クリーンセンター衣浦は2040年度以降を目安に統合し、2施設による処理体制を目指す。

知多北部ブロック・知多南部ブロック(知多南部広域環境組合)

ブロック構成自治体
【東部知多衛生組合】
大府市、豊明市、阿久比町、東浦町
【西知多医療厚生組合】
東海市、知多市

2024年度に東海市清掃センターと知多市清掃センターを西知多クリーンセンターに統合し、2施設による処理体制を目指す。

ブロック構成自治体
【知多南部広域環境組合】
半田市、常滑市、南知多町、美浜町、武豊町

2022年度に、半田市クリーンセンター、常滑武豊衛生組合クリーンセンターごみ処理施設と知多南部クリーンセンターを知多南部広域環境センターに統合し、1施設による処理体制とする。

豊田ブロック・岡崎西尾ブロック

ブロック構成自治体
豊田市

豊田市藤岡プラント3号炉と豊田市渡刈クリーンセンターは2037年度以降を目安に統合し、1施設による処理体制を目指す。

ブロック構成自治体
岡崎市、西尾市、幸田町

2030年度以降を目安に岡崎市八帖クリーンセンターごみ焼却施設1号炉と西尾市クリーンセンターを統合し、2施設による処理体制を目指す。

東三河ブロック(北設広域事務組合)・豊橋田原ブロック

ブロック構成自治体
豊川市、蒲郡市、新城市
【北設広域事務組合】
設楽町、東栄町、豊根村、根羽村(長野県)

中田クリーンセンターは2020年度をもって休止し、新城市クリーンセンター、豊川市清掃工場(1,3号炉)、豊川市清掃工場(5,6号炉)及び蒲郡市クリーンセンターの4施設の処理体制に。

豊川市清掃工場(1,3号炉)と蒲郡市クリーンセンターを統合し1施設の整備を目指し、その後、ブロックの処理能力が充足した後、豊川市清掃工場(5,6号炉)を廃止し、最終的に、新城市クリーンセンターとの2施設による処理体制を目指す。

ブロック構成自治体
豊橋市、田原市

2027年度に豊橋市資源化センター(焼却施設1・2号炉)、同(3号炉)と田原リサイクルセンター炭生館を統合し、1施設による処理体制を目指す。