岐阜県のごみ処理広域化・ごみ処理施設集約化
岐阜県では、「ごみ処理の広域化計画について」(平成9年厚生省生活衛生局通知)に基づき、ごみ焼却施設から排出されるダイオキシン類の排出抑制を図るため、平成 11 年に「岐阜県ごみ処理広域化計画」を策定し、策定後 20 年余りの間に、ごみ焼却等施設数は、県全体で平成10年度の38施設から、平成30年度には21施設と、約1/2に集約化されました。
また、ブロック別の施設数は、岐阜市・羽島市・羽島郡ブロックで2施設、西濃ブロックで7施設、南濃ブロックで1施設、中濃・郡上ブロックで2施設、東濃東部ブロックで2施設、飛騨ブロックで3施設が減少しました。
第3次岐阜県廃棄物処理計画では、一般廃棄物の広域的な処理の基本方針として「岐阜県ごみ処理広域化・集約化計画」において、現在の岐阜圏域及び西濃圏域の一般廃棄物処理体制は2圏域をまたいで行われていることから、地域の意向・実情を鑑み、岐阜・西濃ブロック、中濃ブロック、東濃ブロック、飛騨ブロックの4ブロックの広域化ブロック区割りで推進しています。
広域化ブロック区割り
岐阜・西濃ブロック
岐阜市、各務原市、山県市、岐阜羽島衛生施設組合(岐阜市、羽島市、岐南町、笠松町)、大垣市、垂井町、西濃環境整備組合(大垣市、瑞穂市、本巣市、神戸町、輪之内町、安八町、揖斐川町、大野町、池田町、北方町)、南濃衛生施設利用事務組合(海津市、養老町、関ケ原町)
中濃ブロック
郡上市、中濃広域行政事務組合(関市、美濃市)、可茂衛生施設利用組合(美濃加茂市、可児市、坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村、御嵩町)
東濃ブロック
多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市
飛騨ブロック
高山市、飛騨市、下呂市、白川村
可茂衛生施設利用組合(2市7町1村)
可茂衛生施設利用組合(岐阜県可児市塩河839番地)
可茂衛生施設利用組合は、岐阜県の南東部に位置する 美濃加茂市、可児市、坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村、御嵩町の2市7町1村で構成する一部事務組合です。組合の業務は、ごみ処理・し尿処理・火葬場運営を行っており、管内約22万人の住民のために各施設の安全かつ適正に運営しています。
西濃環境整備組合(3市7町)
西濃環境整備組合(岐阜県揖斐郡大野町大字下座倉1375-1)
西濃環境整備組合は、大垣市、瑞穂市、本巣市、安八郡(神戸町、輪之内町、安八町)、揖斐郡(揖斐川町、大野町、池田町)及び本巣郡(北方町)の3市7町 によって構成されていて、それぞれの地域から発生する一般廃棄物(可燃ごみ)の処理を行う組合です。