香川県のごみ処理広域化・ごみ処理施設集約化
香川県では、ごみ処理を取り巻く環境の変化を踏まえ、将来にわたって安定的・効率的な廃棄物処理体制を確保することを目的として、「香川県ごみ処理広域化・集約化計画」を策定し、最適なブロック割を選定し、廃棄物処理施設の集約化を図ることとしています。
香川県内のごみ焼却・溶融施設は、1市1町4一部事務組合の8施設(17 炉、うち1炉は非常用)があ
ります。ごみ焼却施設の耐用年数は一般的に20年程度とされている中、多くの施設が建設から20年以上経過しており、今後、老朽化に伴う施設更新が課題となることが見込まれます。
なお、観音寺市及び三豊市は、民間事業者に処理を委託しており、施設を有していません。
中讃広域行政事務組合(丸亀市・善通寺市・多度津町・琴平町・まんのう町)
中讃広域行政事務組合(香川県仲多度郡多度津町堀江五丁目11番地)
中讃広域行政事務組合は、香川県のほぼ中央に位置し、総面積379.07km2で、その地形は南北に長方形状をなし、東西約16km、南北約50kmとなっており、県土の20.2%を占めています。
中讃広域行政事務組合は、昭和46年に香川県知事の許可により、設立された地方自治法第284条第2項に基づく地方公共団体の組合(一部事務組合)です。市町の加入・合併を経て現在の丸亀市・善通寺市・多度津町・琴平町・まんのう町の2市3町で構成されており、組合規約で定められた共同処理事務を行っています。
エコランド林ケ谷(一般廃棄物最終処分場)
仲善クリーンセンター(ごみ焼却施設)
クリントピア丸亀(内 エコ丸工房)
瀬戸グリーンセンター(し尿処理施設・汚泥再資源化施設】
香川県東部清掃施設組合(さぬき市・東かがわ市・三木町)
香川県東部清掃施設組合(香川県さぬき市長尾東3013番地)
香川県東部清掃施設組合は、香川県東部の、北側は瀬戸内海に、南側は讃岐山脈に接する自然環境に恵まれた地域に位置します。
組合設立当初は、旧大川郡8町、木田郡3町、香川町の12町で構成していましたが、平成14年に旧大川郡西部の5町が合併しさぬき市に、平成15年には旧大川郡東部3町が合併し東かがわ市に、また、平成18年には木田郡の2町及び香川町が、高松市との合併に伴い当組合から脱退したため、現在の2市1町体制となりました。