京都府のごみ処理広域化・ごみ処理施設集約化
京都府では、ダイオキシン類等ごみ焼却施設などから生じる環境負荷を低減し 「資源循環型」の 、
ごみ処理システムを構築するため、平成11年に「京都府ごみ処理広域化計画」を策定し計画に基づくごみ処理の広域化が進められています。また、ごみ処理の広域化等により新施設を整備することに伴い、旧ごみ焼却施設の解体については 「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱」に従って実施することから、府として、解体工事に要する費用に助成するなどの広域化の促進の支援もしています。
計画では、広域化への取組に必要となる市町村の範囲(広域化ブロック)を府内7ブロックに設定し、それぞれのブロックごとに今後のごみ処理の方向性を示すとともに、広域化を図っていく上での課題等について、市町村及び一部事務組合の意向を踏まえ、府の基本的な考え方を示しています。
宮津与謝環境組合(宮津市・伊根町・与謝野町)
宮津与謝環境組合(〒629-2251 京都府宮津市字須津32番地)
平成14年から宮津市、伊根町及び与謝野町(当時は加悦町、岩滝町、野田川町)による広域処理を開始し、現在、地域から排出されるごみのうち、燃やすごみは宮津市清掃工場、資源ごみの一部については宮津市リサイクルセンター、その他の燃やさないごみや粗大ごみ等については各市町で処理しています。
これら広域処理施設の管理運営については、各施設を所有する宮津市に対して、伊根町と与謝野町が事務委託する形をとっています。また、宮津市清掃工場は竣工から20年以上が経過しており、老朽化への対応と時代に応じた新しい施設の整備を進めていく計画としていますが、財政的な面からも各市町が公平に負担し合いながら事業を遂行できる体制とするため、宮津与謝地域の1市2町が事務を共同して処理することが、より効率的かつ効果的であると合意し、平成25年に一部事務組合を設立。
乙訓環境衛生組合(向日市・長岡京市・大山崎町)
乙訓環境衛生組合(京都府乙訓郡大山崎町字下植野小字南牧方32(クリーンプラザおとくに))
乙訓環境衛生組合は、昭和39年に当時の京都府向日町、長岡町及び大山崎村の2町1村(現在の向日市、長岡京市及び大山崎町の2市1町)の一般廃棄物の処理を共同で行うことを目的として設立された一部事務組合(特別地方公共団体)です。