栃木県のごみ処理広域化・ごみ処理施設集約化
栃木県では、焼却施設については、「栃木県ごみ処理広域化計画」に基づき10の地域ブロックを設定し、広域的整備を進めてきた結果、16施設に集約されています。14の焼却施設では、廃棄物を焼却する際に発生する熱エネルギーの回収や発電が行われています。市町等のリサイクル施設については、焼却施設に準じて広域的整備が進められています。
最終処分場については、約半数に当たる 12 市町で保有していない状況で、県内には民間の最終処分場がないことから、最終処分場を保有していない市町は、県外の最終処分場に搬出しています。最終処分量に係る県外の民間最終処分場への依存度(33.3%)は、全国平均(8.0%)を大きく上回っています。
那須地区広域行政事務組合(大田原市・那須塩原市・那須町)
那須地区広域行政事務組合(栃木県那須塩原市沼野田和493番地)
那須地域は、昭和47年に自治省から「広域市町村圏」の圏域の指定を受け、昭和48年にそれまでの「那須地区保健衛生組合」を前身として、2市4町1村(大田原市、黒磯市、湯津上村、黒羽町、那須町、西那須野町、塩原町)の一部事務組合として「那須地区広域行政事務組合」が設立されました。
その後、平成17年の市町村合併を経て、組合は現在2市1町(大田原市、那須塩原市、那須町)により構成されています。
芳賀地区広域行政事務組合(真岡市・益子町・茂木町・市貝町・芳賀町)
賀地区は、栃木県の南東部、茨城県に接する位置にあり、首都東京から100㎞圏、県都宇都宮市に隣接し、真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町の1市4町から構成されています。
賀地区広域行政事務組合は、1市町単独では行政サービスとしての質的・コスト的に対応が難しい事業を芳賀郡市の広域的な視点から連携・調整し、共同処理することを目的として設立された一部事務組合です。