山口県のごみ処理広域化・ごみ処理施設集約化
山口県のごみ処理広域化計画においては、山口県の地域性やこれまでの地域ブロックとの整合から、7つの広域ブロック(岩国、柳井、周南、山口・防府、宇部・小野田、下関、長門・萩)を設定しています。宇部市は、美祢市及び山陽小野田市の3市で「宇部・小野田広域ブロック」を構成しています。
宇部・小野田ブロックにおけるごみ処理の広域化については、構成各市において適切にごみ処理が行われていること、また、施設の更新時期が合わないため、現時点において、何らかの広域化に関する協議が早急に進む可能性は低いです。
しかしながら、20年後には人口・ごみ量ともに約2割の減少が見込まれる等の諸問題に対応するめ、将来的には県の広域化計画に基づき、広域処理について検討を進めています。
周南地区衛生施設組合(下松市、光市、周南市の燃やせるごみ)
周南地区衛生施設組合(山口県下松市大字河内340番地)
関係市の区域(周南市は、旧徳山市、旧熊毛町の区域)における火葬場施設の設置、管理及び経営に関する事務、また、ごみ焼却施設の設置、管理及び経営に関する事務。
下松市、光市、周南市の3市が共同で運営するごみ焼却処理施設「恋路クリーンセンター」は、平成7年に供用開始し、構成各市のごみの衛生的な処理と、発電や下松市温水プールへの熱供給などのリサイクルに取り組んでいます。
周南東部環境施設組合(下松市・光市の燃やせないごみ)
周南東部環境施設組合(山口県光市大字岩田1204番地)
周南東部環境施設組合は、昭和54年に山口県の下松市と光市の燃やせないごみの処理を行うため設立されました。以来、両市(人口約11万人)の家庭から排出される燃やせないごみの適正な処理および管理をしています。
平成20年4月からリサイクルセンター「えこぱーく」の稼働により、リサイクルを積極的に推進し、環境への負荷の低減に努めています。